健康法として 社交ダンス(個人レッスン)を20年継続中 デモンストレーション100回達成!

85年11月、日本テレビ在職中に取材した外国特派員協会のパーティー。皇太子時代の今上陛下と美智子さまがエーデルワイスの曲に合わせて優雅にワルツを踊られた。両陛下の優雅な踊りを観た私も「私もいつか社交ダンスを習いたい」と思ったことがきっかけ。

昔、早稲田大学競技ダンス部の顧問を務めた伊藤教授〈故人〉がデモンストレーション100回を目指していたと伺ったことがある。私もデモンストレーション100回を目指し、個人レッスンを続けている。一般にダンスといえば、「チークダンス」、「ダンスホール」、「不純異性交遊」と社会的な印象はよくない。しかし、始めてみればダンスも健康に良いし、発表会に向けたレッスンは日常生活とは別の集中力を使うため、ボケ防止には良い。

それと、宝塚さながらの変身願望も満足させてくれる。

2014年3月13日朝日新聞 夕刊
2014年3月13日朝日新聞 夕刊

 

 

朝日新聞、夕刊「華麗な人」

 

 

お堅い新聞、朝日の夕刊に、社交ダンスのデモンストレーションの写真が掲載。

とうとう「立派なお葬式用の写真」が出来ました。

これをホームページに載せないわけがありません。

 

担当の平出記者、麻生カメラマンに感謝申し上げます。

 

庄司先生には、お葬式用の写真におつきあいしていただき、誠に申し訳ありません。

しかし、先生のお名前も、教室の宣伝にもなったということでご容赦ください。

 

老人が写真を撮ってもらうとき、

少しでも美しくとっていただきたいと女性なら誰でも思うはず。

その時は「お葬式用の写真にするのでよろしくお願いします」というとばっちりです。

 

基本的にカメラマンは正直です。

被写体が美しいと張り切り、老人だとがっかりしている様子が手に取るようにわかります。

 

そんな時は、先ほど述べたように

「お葬式用の写真にしますので」というと効果は抜群です。

 

私の学生秘書の片山は「80歳が60歳に見えます」

と正直に言ってくれました。嬉しいこと。

 

最近私の知人で3人も、あの大雪の前後でけがをしたようです。

その方たちからも、「勇気づけられた」と早朝に電話がありました。

 

少々渋いですが、新聞をそのまま写真に撮りましたので、悪しからず。

 

 

 

 

2015年の連休明けごろから足腰の痛みが増し、専門医の診察を受けたところ、

腰椎脊柱管狭窄症と診断されました。

医師は手術をすすめますが、80を出た人間が術後のリハビリを考えると、

決断がつきません。

 

最近この病気を患う方で整体に通う方も多いと聞きますが、

整体は医者ではないので不安があり、

整形外科のドクターで整体的な治療研究をしている方を

ようやく自分で見つけました。

 

 長年続けてきた社交ダンスは、リハビリとしてこれまでのように通っていますが、

スタンダードでのライズやロアーは難しいので、もっぱらタンゴ。

 

不思議なことに、教室で7センチのヒールをはくと

痛みがほとんど出ません。

腰のカーブがダンスシューズに合うようになってしまったのでしょうか。

  

アマチュアはしょせん「見た目」です。

庄司先生は私にとってまことにありがたい「ぶら下がり健康器」。カップルバランスの良さは抜群です。

 

 現在腰の状況を考えるとダンスはとても無理。東京逓信病院整形外科栗林聡先生によれば、リリカ・トラムセットなどの投薬と痛み止め・骨の強化のため75本の注射を済ませました。75本と言えば大抵の患者は途中で挫折してしまうそうですが、先生曰く私のように最後までやり切る患者は珍しいとのこと。

 

 振り返ってみると2017年の連休明け。英王室の件でフジテレビ出演の折、帰りに二子玉川のインターネットテレビで一時間単独でしゃべってほしいとのリクエストがあった。それは私渡邉でなくては出来ないというので、駒場のスタジオに参りました。ところがそのスタジオの機材一式が建物の天井裏にあるのです。そのスタジオへ上るのにはものすごい大股開きで縄梯子のような階段を上がらなくてはなりませんでした。さすがの私もそれを見て、いくら何でも登れないと言ったら、周囲にどうしてもと言われ、3人がかりで押し上げられたのです。仕事はうまくいきました。大学の講義を見た推薦したディレクターも胸をなでおろしたといいます。その後5人がかりでその階段を降りましたが、無理に無理を重ねた大股開きが、脊柱管狭窄につながったのだと思います。私も自分で承諾したものだし、フジテレビのせいにするわけにもいきません。

 

 

 年賀状を下さった方には、失礼のないよう寒中見舞いでご挨拶しております。思えば上皇后美智子さまも右上半身に神経的な痛みがあり、ティアラもお着けになれないほどつらさを抱えていらっしゃるとのこと。台湾から以前かかった鍼の先生のご親族が付きっきりで診ているという情報を伺いました。

 

2020年 12月16日

 

 腰痛治療も三年目に入りました。医学的に見た現時点では「要支援2」、週一回のリハビリ。家では杖、外出はシルバーカーを使っています。もう少し体が動ければ「ハワイアン」でも習いたかったのに。現時点では「夢の中で私は踊った」の心境です。